ガチャとギャンブルの相違

近年スマホゲーム等の「ガチャ」はギャンブル(と同じ)ではないかとの質問を受けることがあります。

確かに当たり外れがあるという点ではギャンブルと共通する部分もあるところですが、ガチャがコントロールできないという問題(ガチャ依存)については個人的には以下のとおりの印象を持っております。

まずギャンブル依存の場合、たまに勝ったとしてもそのお金のほとんどが次のギャンブルに消えていってしまうという特徴があります。

これに対してガチャ依存の場合、運良く激レアアイテムを引けたとしても、そのアイテムを処分して次のガチャに充てるということは通常行われていないように思われます。(そもそも規約上も禁止、制限されているのが一般的でしょう。)

このような観点からは、ガチャ依存とギャンブル依存は別物と定義されるべきではないかと考えます。

むしろガチャ依存の場合、特定のゲームに集中して課金する傾向においては買い物依存に似ているのではないかと感じます。

買い物依存の特徴として、単なる浪費・散財ではなく特定のコンテンツ(アニメ・アイドル等)や特定の品目(バッグ・洋服等)に集中的にお金を使ってしまう事例が見受けられます。

買い物依存で新商品・限定品の購入欲求に歯止めが利きにくくなるところも、ガチャの新アイテム・期間限定アイテムの誘惑に抗えないこととの類似性があります。

アイテムを天井まで回してでも手に入れようとしてしまうことと、その対価がギャンブル的に決定されることを勘案すると、ガチャ依存は買い物依存とギャンブル依存のハイブリッド型と捉えることができるのかもしれません。