カウンセリング業務の開始にあたって

司法書士事務所を開業して10余年、債務整理を中心に業務を行ってまいりました。

経験上、相談者・依頼者の2割以上がギャンブルを借金の一因としておりました。

ギャンブル問題を隠して相談・依頼された方の中で、ギャンブル問題を抱えていることを私が見抜けなかったケースもあり得ますので、本当の割合はもう少し高いのかもしれません。

中には債務整理を行っただけではギャンブルに起因する諸問題が解決しきれないケースもありました。

このようなこともあり、これまでは司法書士業務の延長線上でギャンブル問題を抱える方々を微力ながら支援してきました。

 

ギャンブルで困っている当事者・家族の数に比して、その支援に関する社会的資源がまだまだ乏しいのが現状と言えるでしょう。

そこで、借金や債務整理の有無にかかわらず、ギャンブル問題を抱える方々をより積極的に支援すべく、カウンセリング業務を開始するに至りました。

できれば経済的破綻や人間関係の破綻が生じる前に、あるいはその破綻がまだまだ修復できるうちに、これまでより早期の段階から支援ができるよう努める所存です。

 

これからは司法書士としての経験・知見と認知行動療法の技術を2本の矢として業務を行ってまいります。

みなさんの「ギャンブルに頼らなくても何とかやっていける生活があるかも・・・」という期待・想像力が3本目の矢として加わったときに、みなさんにとって少しでもより良い生活があらわれるなら幸いです。

 

代表 安藤宣行