アメリカのネバダ州でギャンブル依存症の支援活動を行っている「Nevada Council on Problem Gambling」という団体が、YouTube上でギャンブル依存に関する動画をあげております。
日本語字幕付のものがこの度公開されたのですが、非常に良く出来た内容でしたのでご紹介致します。
GIVEN THE CHANCE Japanese subtitles
ひとつめは、ギャンブルがやめられずに借金や窃盗に手を染めてしまい、次第に周囲から孤立していく学生の姿が描かれております。
ギャンブルで非常にヤバい事態になっているのは自覚しているようすと、それでもやめることが困難なようすがよく伝わります。
こうなると、もはや「叱責や説得や罰」ではなかなかギャンブルがとまりません。
彼に必要なのは「やめるためのスキルや工夫」と、それを身につけるための適切な社会的支援です。
DAMAGE DONE Japanese subtitles
ふたつめは、夫であり父であるギャンブラー本人をあえて描写しないことにより、ギャンブル問題に巻き込まれている家族達の苦悩にフォーカスがあてられております。
家族がギャンブル問題を内々に抱え込むと、そこから派生するさまざまな問題を取り繕うためにウソをつくようになっていきます。
自宅に残された妻子の生活が蝕まれていくようすがとてもリアルに表現されております。
この家族にとってまず必要なのは、社会的支援に繋ってウソ・隠し事のいらない場所を確保することです。
そのうえで、蝕まれた生活から回復するために自分には今具体的に何が出来るのかを家族それぞれが考えていくことになるでしょう。

