先週のNHK(Eテレ含む)は、3つの番組で連日依存症がテーマとして取り上げられておりました。
1本目
【ストーリーズ】事件の涙「待ち続ける先に~田代まさしの息子として~」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/4708/2894225/index.html
田代まさしさんのご子息が、薬物依存症者の家族の立場で父との関係を語っております。
本人ではなくご家族にスポットが当てられた貴重な内容です。
同じ家族の間においても、受け止め方・本人との関係・思い・苦しみ等がバラバラであることがよく伝わってきます。
2本目
ねほりんぱほりん カジノがやってくる!その前に…ギャンブル依存症の実態!
https://www4.nhk.or.jp/nehorin/x/2020-02-12/31/31436/1317069/
こちらは人形劇スタイルでさまざまな経験をしてきた方々に赤裸々なトークを展開してもらうトークバラエティ番組で、先週のテーマはギャンブル依存症でした。
バラエティスタイルで肩肘張らない番組構成であり、ギャンブル依存症の実態が当事者の言葉を通じて分かりやすく理解できる内容でした。
3本目
病院ラジオ「依存症治療病院編」
最後は以前取り上げた病院ラジオ。
病院内に疑似ラジオ局を開設し、サンドウィッチマンのお二人がパーソナリティとなって、病院の患者や関係者の方々をゲストに見立ててトークを展開するドキュメンタリー番組です。
国内の依存症治療の総本山とも言える存在である久里浜医療センターが今回の舞台でした。
アルコール依存症者やゲーム依存症者の当事者としての率直な言葉が胸に迫りますが、併せて支援機関としての病院という施設や支援者としての医師・コメディカルの方々の姿が垣間見える構成となっていたことがとても新鮮でした。
取り上げられた対象が、薬物・ギャンブル・アルコール・ゲームとバランスが図られていたことや、当事者のみならず家族や援助者の声や姿まで多様に映し出していることなど、今回の編成には明確な意図があったものと推察します。
番組関係者の皆様には、さながら啓発週間とも言えるような番組制作・編成に対して心より敬意を表します。

